第8回 拡張子を表示させよう!
さて、今日は、お買い物の注意事項は一区切り。
メールでの注事項を少しお話ししましょう。
メールで一番注意しなければならないのは、添付ファイル。
添付ファイルには、ウィルスがついていることがあります。
うっかり、知っている人から送ってきた添付ファイルだから、
と開けてしまうと、ウィルスに感染、ということも・・・・・・。
セキュリティ・ソフトを入れているから、
あるいは、プロバイダにチェックを依頼しているから、
と安心ばかりしてはいられません。
セキュリティ・ソフトを作っている会社は、ウィルスが見つかってから、
そのウィルスを駆除するソフトを作成するのです。
ですから、新しいウィルスを駆除するソフトが出来上がる前に、
感染することがあるわけです。
でも、少しでも、自己防衛ができたら良いですよね。
その方法の一つが、拡張子(かくちょうし)を表示しておくことです。
「エッ?拡張子って何?
そんな物、見たことも、聞いたこともな~い!」
何て言う人はいませんか?
そういうアナタ!
とても危険です。
拡張子を表示していない方は、この際ですから、
是非、設定を変更して、拡張子を表示させましょう。
さて、話しが前後しましたが、拡張子って何でしょう。
ファイル名の後ろについている、ドット以下3~4文字のアルファベットの事です。
〇〇〇〇.docx
なんてなっていますよね。
この.docxが拡張子です。
拡張子には、大切な役割が2つあります。
1.アイコンを表示する
2.アプリケーションを起動する
実は、この拡張子を見ることで、ウィルスかどうか、
判断することができるんです。
覚えてほしい拡張子には、以下のものがあります。
docx :wordファイル
xlsx : EXCELファイル
jepg,jpg : 写真
bmp : イラスト
そして、ウィルスの可能性がある拡張子は、
.exe .com .bat .scr
などです。
一番多いのは.exeでしょうか?
exeはexecutionの略で、実行という意味です。
これらのファイルは、プログラム・ファイルですので、
ダブルクリックすると、ウィルスが活動し、感染してしまいます。
もちろん、これらの拡張子でも、きちんとしたプログラムで、
ウィルスではないこともありますが、
これらのファイルが、添付されてきたときは、
決して、ファイルは開きません。
アナログな方法で、ちょっと笑ってしまいますが、
メールを送ってきた人に、電話をして、
「あの添付ファイル、なぁに?」
と訊いてみましょう。
もしも、ウィルス・ファイルだとしたら、
メールを送ってきた人は、
「エッ、添付ファイルなんて送ってないわよ」
というでしょう。
こういう時は、即座に削除してごみ箱に入れます。
そして、ごみ箱をすぐに、空にしましょう。
ウィルス・ファイルって、本人が自覚しなくても、
勝手にくっついてくることがあるんですね。
「あれはね、〇〇よ」
と言ったら、ウィルスではありませんから、
安心して、開いてよいです。
さて、最後になりましたが、拡張子の表示のさせ方です。
以下のようにクリックしてください。
コントロール パネル→デスクトップのカスタマイズ→フォルダー オプション
フォルダーオプションのダイアログボックスが表示されたら、
表示タブをクリックします。
詳細設定の中に、
「登録されている拡張子は表示しない」
という項目がありますから、このチェックを外します。
これで、拡張子が表示されます。
是非、拡張子を表示させてくださいね。
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